福岡でコーヒーを楽しむ会のお話の続きです。
第二部は「コーヒーアイランド九州」構想誕生秘話について元・カフェドカッファの平田隆文さんに司会をしてもらいお話をしていきました。
福岡をコーヒーの街に、というこの話にもやはり珈琲美美の森光マスターは欠かせない存在で、福岡のコーヒーシーンを語るには珈琲美美は欠かせない存在だったようです。
そして、共に福岡のコーヒーを盛り上げてきた福岡の老舗「cafe ブラジレイロ」の中村好忠氏や珈琲舎のだで総支配人をつとめていらっしゃって、森光氏とイエメンの産地を巡る旅に一緒に行かれた「ぶんカフェ」の吉留修二氏、珈琲美美のコーヒー袋などをデザインされている「ブルームデザイン事務所」の中川たくま氏、福岡喫茶散歩、九州喫茶散歩などの著者で森光氏とエチオピアにも行った「文楽堂」小坂章子さんなどに森光さんとの思い出を語ってもらいました。
司会の平田氏
パネラーの皆様。
ぶんカフェ 吉留修二氏
ブルームーンデザイン事務所 中川 たくま氏
ブラジレイロ 中村好忠氏
小坂章子氏
最後の質問で、質問をする韓国から来られた全さん。全さんには韓国へ森光さんと行った時にお世話になりました。
司会の平田さんは1989年 、開業前に不動産屋を回って店を探している時に森光さんに出会ったそうで、店を開業して間も無く、森光さんから「福岡のコーヒーのクオリティをアップしたいので一度集まりましょう」とのお誘いがあり、それから「珈琲のぼせもんの会」そして、今回の楽しむ会を主催しております「日本コーヒー文化学会九州支部」設立にと繋がって行ったそうです。平田さんと森光さん達の出会いがなければこの会も開催されていなかったのかも知れませんし、私と蘭館の田原さん、豆香洞の後藤さん、COFFEE COUNTYの森さんとの出会いも違ったものになっていたかもしれません。ちなみに、森さんと初めて会ったのは珈琲舎のだ時代で、ここ警固神社でコーヒーを楽しむ会をした時でした。
考えてみると今までは日本コーヒー文化学会九州支部のイベントの中心にはいつも森光さんがいました。
森光さんはとても偉大なコーヒーマンで、九州どころか日本を代表する珈琲屋の一人だったと思います。その森光さんと一緒に数々の仕事を出来たことをとても光栄に思います。
数年前に長年日本コーヒー文化学会九州北支部の事務局をされていた森光さんから蘭館の田原さんに、事務局がうつされ、会計は珈琲舎のだから私に引き継がれましたが、なかなか森光さんの力無くしてはイベントを開催できていませんでした。今回もまだ森光さんの力を借りたイベントだったので、これからは私達だけで九州北支部を盛り上げていけるように頂いたご縁を大切にしていきたいと思います。
2008年9月29日珈琲蘭館にて。コーヒーセレモニーを楽しむ森光さん。
さて、福岡でコーヒーを楽しむ会が終わった後は講師の方とスタッフ、参加者の方を交えてヌワラエリヤにて交流会を開催しました。コーヒー好きな参加者の方たちが講師に色々とマニアックな質問をぶつけていました。
この日、江崎珈琲の江崎さんが珈琲美美の40週年を祝って美美にケーキを持って行かれていたのですが、充子さんが食べきれないからと半分おすそ分けしてくださり、会場にて切り分けて皆でいただきました。イラスト入りのケーキに皆さん写メ大会(^^)
似てますよね。これは写真撮りたくなります。
江崎さんが切り分けてくれました。流石に顔の部分は切れないので外してありました(^_^;)
この日は今回のイベントの立役者、蘭館の田原さんの誕生日でもありみんなでハッピーバースデーを歌いました。
無事会も終わり田原さんもホッとしたのではないでしょうか。
これからもこのメンバーで日本コーヒー文化学会九州北支部と福岡のコーヒー文化を盛り上げていきたいと思います。私も微力ながら頑張っていきいと思います。